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今年一番の贅沢「割烹 松屋」(大阪府泉佐野市) [日本料理]

今年一番の贅沢をしてしまいました。
「あまから手帖」などのグルメ雑誌やグルメガイドで紹介されているお店です。
大阪の泉州の泉佐野の地にある、祇園の料亭のようなお店です。

「割烹 松屋」さんです。
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老舗の割烹で、高級感漂うお店なのですが、何が一番スゴイかというと、「わたりがに」専門の割烹だということです。
日本全国「わたりがに」専門の割烹は唯一こちらのお店だけです。
もちろん、日本料理屋さんでは一品料理で「わたりがに」はメニューにあるお店もありますが、こちらのお店は単なる「わたりがに」ではなく、水揚げされた60匹に1匹位の割合でしか獲れない「本がに」だけを泉佐野漁港から仕入れているとのことです。


店内は落ち着いた雰囲気で良い雰囲気です。
綺麗で高級感があり、テーブル席は仕切られていて個室状態です。
接待に向いていますね。


季節会席料理の粋コースをいただきました。

まずは生ビール。
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先付です。
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高級感もあり、珍しい味が並びます。
タコがめっちゃやわらかい。
鱧で人参を巻いてあるのが美味で珍しかったです。


次にお造りですね。
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てっさ、ふぐの皮の湯引き、いか、海老です。
ふぐは「三年ふぐ」、つまり「活三年とらふぐ」で天然に近いふぐです。
歯ごたえは確かにもっちりしており、甘みも感じます。
今まで食べたふぐの中で一番美味しいかもしれません。
皮はコリコリ。
イカはスッと噛み切れます。
海老も割と大きな海老のお造りで甘かったです。
海老の頭のほうも美味しかったです。


蓋物です。ごちそう椀ですね。
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しんじょ椀というのでしょうか。
どうやって作っているのか想像できませんが、ゆずの香りがほわんとして、海老の身の欠片が散りばめられているのが贅沢です。


ここでメインの「わたりがに」の登場です。
「焼きわたりがに」です。
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確かに「わたりがに」にしては大きい。
かにの香ばしさがたまりません。
身はもちろん美味しいのですが、何といっても「かにみそ」というのか身ではない部分、内子でしょうか、濃厚で風味も抜群、かにの甘さがスゴイです。
焼き加減が絶妙なのでしょう。
ちゅうちゅう吸ってしまいました。
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メインどころが続きます。
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鯛の煮つけですが、肉厚でコラーゲン部分がたっぷり。
ここらでお腹が満腹です。


その満腹なところに以外にも「わたりがに」のマリネというかサラダです。
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イタリアンな味で、箸休めといったところでしょうか。
予想外の味で満腹なのに別の食欲がわきました。
これもかなり美味しかったです。


ビールは何杯か飲みましたが、ここで泰明のロックです。
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アルコールは地酒やプレミア焼酎など種類も豊富です。


これでもかっ!といわんばかりのふぐの唐揚げです。

満腹ですが美味しい。
美味しいから食べれてしまう。
連れはギブアップしていました。
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シメに鱧茶漬けです。
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鱧を甘辛く炊いたものを茶漬けにしていただきます。
これも初めて食べました。


デザートです。
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他のお客さんは鍋のコースを食べている雰囲気でした。
鍋も食べてみたい!


今年一番、いやここ2、3年の中で一番の贅沢かもしれません。





こちらのお店のURLは下記の通り。
http://www.kappo-matsuya.com/
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