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やき鳥の元祖「本家 鳥好」(広島県呉市) [焼鳥]

TV番組の「ケンミンショー」で呉市の焼鳥屋(地元の方々は「鳥屋」と呼んでいるみたいです。)が紹介されて以来、行きたくて行きたくて、やっと願いが叶いました。

事前にネットで有名店をチェックしておき、そのお店に勇み足で向かいました。

「本家 鳥好」さんです。
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呉市街の道路は碁盤の目になっているので、すぐにお店を発見しました。

一人でカウンターで、まずは生中を注文してメニューに目を馳せます。
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いろいろとメニューはありましたが、お造りも食べたかったので、若旦那お勧めの「せせり」を注文しました。
柔らかくてウマイ。
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次に「ささみ(塩)」。ささみは大好物でもあり、文句なしに美味しい。
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もっと焼き鳥を食べたいのを我慢してお造りを注文しました。
水槽に泳ぐ鯵を若旦那がバケツに移して、鯵がバタバタしています。
そのまま若旦那が捌きます。新鮮で贅沢このうえありません。
こちらのお店の大将が釣ってきた天然の鯵です。
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身がコリコリして美味しい。梅肉を付けて食べてもよし、梅肉を付けたものをたまりに付けて食べてもよし、普通にわさびにしょうゆでもよし。
梅肉をつけるのは珍しかったですね。
鯵の種類としてはそんなにランクが高いものではないそうで、室鯵らしいのですが、普通はマグロなどを釣る時の餌などになるらしく、でもそんな鯵でも「天然で新鮮」であればこれだけ美味しくいただけるとのこと。納得です。
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焼鳥屋さんがお造りを出すスタイルはこのお店が間違いなく元祖(昭和26年創業)で、居酒屋の元祖といっても過言ではないかもしれません。


創業当時から「つきだし」がないそうなのですが、本来メニューのトップに載っている「みそだき」を一番最初に注文し、その「みそだき」を食べながら焼き鳥が焼けるのを待つというのが順序だそうで、でも私はそれを知りませんでしたので最後に「みそだき」を注文してしまいました。
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この「みそだき」がさらにかなり旨かった!
串に刺した鳥皮を味噌で長時間煮込んであるものですが、私がここ最近食べた食べ物の中では間違いなく三本の指に入る美味しさ。鳥皮のあの噛み切れないイヤな歯ごたえではなく、湯葉くらい柔らかかったです。
白飯の上に並べて丼にして食べたら幸せだろうな…。きざみ葱もちらして…。

他のメニューや牡蠣も食べたいです。また次の出張の際も飲みに来よう。



赤霧のロックと佐藤のロックでアルコールの面でも満足です。
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若旦那が芋焼酎にかなり詳しく、知識がすごかったです。いろいろと沢山教えていただき、一人でも退屈することなく呑めました。焼酎の裏話やいい話も教えていただきました。
お店のカウンターには芋焼酎コーナーがあり、珍しい希少な焼酎が沢山並んでいます。
初期の赤霧のラベルと現在の赤霧のラベルの違いも教えていただきました。
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呉市は「焼鳥屋さん」、「お好み焼屋さん」、「お寿司屋さん」の数がかなり多く、焼鳥屋さんもいろいろなお店の名前があり、暖簾分けも多くて「第一 〇〇」、「第二 〇〇」という看板も多く見られ、不思議な普段見ない光景でした。

昭和初期に海軍(自衛隊も)の人達や造船の工場の人達の胃袋を満たしてきたお店です。医療関係も多いみたいですね。
呉市の老舗の名店で食べれて飲めて幸せでした。大満足です。
お店の方々も優しくて気さくで良い方々でした。



こちらのお店のHPは見つかりませんでしたので所在地を記します。よくブログに取り上げられてますね。
所在地:広島県呉市中通3丁目2-4
電話番号:0823-24-7667


「へろーめ」さんの記事が詳しくて参考になりますのでURLを記させていただきます。
http://koukai55.blog.so-net.ne.jp/2007-08-01
http://koukai55.blog.so-net.ne.jp/2009-03-31?comment_success=2009-11-01T15:32:27&time=1257057147
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