紀州名物 本なれずし [日本料理]
和歌山の御坊市の「八ッ房」さんのなれずしは以前から購入したいと思っていました。
そもそも「なれずし」の由来は下記の通りです(「八ッ房」さんのしおりから引用します。)。
「その昔、平維盛が和歌山県有田郡清水町湯川に隠れ住んでいた時、源氏の追討を受け護摩山に逃げた。急を聞いた家来の一人が炊き立てのメシをオケに詰め、塩サバを乗せて走った。山中でそれを食べようとしたらすしになっていたという。」
あり得る話です。面白いですね。
折角なので「本なれずし」を購入しました(「大」だったと記憶しています。)。
「本なれずし」は初めてです。
味の第一印象は正直「しょっぱすっぱい」ということです。
滋賀県の鮒鮨を思い出しますが、鮒鮨とも違います。
酒のアテやお茶づけ、料理にも使えそうな気がします。
クセになりそう。珍しいのもをいただきました。
渡邊忠司・著の『近世「食い倒れ」考』(東方出版)によると、押し鮨・箱鮨主流のかつての大坂で名産とされた「雀鮨」というのも「なれずし」の一種だそう。
摂津国西成郡福嶋村(大阪市福島区)の「編笠茶屋」で作られていた「熟れ鮨(なれすし)」がそうなのですが、江鮒を背割にして塩にしばらく浸けておき、乾燥させ、その中に飯をいれて作ったとされるそうですが、よく似ていますね。
現代、我々が食している江戸前のにぎり寿司の元祖のルーツを垣間見た気がします。
和歌山の御坊市の「八ッ房」さんの所在地等は下記の通り。
【所在地】和歌山県御坊市湯川町丸山38-6
【電話番号】0738-22-7793
そもそも「なれずし」の由来は下記の通りです(「八ッ房」さんのしおりから引用します。)。
「その昔、平維盛が和歌山県有田郡清水町湯川に隠れ住んでいた時、源氏の追討を受け護摩山に逃げた。急を聞いた家来の一人が炊き立てのメシをオケに詰め、塩サバを乗せて走った。山中でそれを食べようとしたらすしになっていたという。」
あり得る話です。面白いですね。
折角なので「本なれずし」を購入しました(「大」だったと記憶しています。)。
「本なれずし」は初めてです。
味の第一印象は正直「しょっぱすっぱい」ということです。
滋賀県の鮒鮨を思い出しますが、鮒鮨とも違います。
酒のアテやお茶づけ、料理にも使えそうな気がします。
クセになりそう。珍しいのもをいただきました。
渡邊忠司・著の『近世「食い倒れ」考』(東方出版)によると、押し鮨・箱鮨主流のかつての大坂で名産とされた「雀鮨」というのも「なれずし」の一種だそう。
摂津国西成郡福嶋村(大阪市福島区)の「編笠茶屋」で作られていた「熟れ鮨(なれすし)」がそうなのですが、江鮒を背割にして塩にしばらく浸けておき、乾燥させ、その中に飯をいれて作ったとされるそうですが、よく似ていますね。
現代、我々が食している江戸前のにぎり寿司の元祖のルーツを垣間見た気がします。
和歌山の御坊市の「八ッ房」さんの所在地等は下記の通り。
【所在地】和歌山県御坊市湯川町丸山38-6
【電話番号】0738-22-7793